白米と想像力

ワイの糧

タグ:フレンチ

母親が老後に使う杖を、いざ足が悪くなる前に見ておきたいとのことで
少し前にオーダーしていたものが出来上がった。
兄と私からのプレゼント。



ヘッド部分がシルバー製の犬。
これはかっこいい。


夜はASOチェレステ。



チーズ盛りの中にあったフルール・ド・マキって、
楠本まきの耽美生活百貨に載ってたやつだーと思ってぱらぱら読み返していたら
この本2000年に発売だと。16年越しの味。
この本を書かれたころの楠本まきと今の私が同い年くらいとおもうと、
内容やらなんやらすごくしっくりくる。





伊勢丹のキッチンステージ、今月は池尻の名店OGINO
しかも低糖質フレンチという面白い試みをやっているので行ってみた。

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キッチンステージって基本的にお店のシェフでなく、キッチンステージのシェフが調理するんだよね。
お店のシェフも1~2日はお店に立つものの、要はメニュー監修がメイン。

なので、ここで提供されるお食事で、どこまで「そのお店」を感じるかっていうのは
きちんと線引きをしないといけないところ。


ていうかシェフの荻野さんのブログ初めて見たんだけど、、このテンション、、笑。

伊勢丹フランスフフェアのシャルキュトリ特集へ行くために、
仕事を定時で終わらせイートインのラストオーダーに滑り込む。
ここ数日、そんな日々。

かなり前に行った中目のラ・ブーシェリー・デュ・ブッパや
去年行った芦屋のメツゲライクスダなんかも出展されてました。

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ブッパで鹿やら猪やらのシャルキュトリ。
ブッパといえばジビエ!熟成肉!のイメージが強いけれども、
シャルキュトリのお店もオープンされてるんですね。
シェフの神谷さんもいらしてました。

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また別の日のお昼。メツゲライクスダの生ハム。
パリが誇る肉職人ジル・ヴェロとのコラボ商品だそう。

楠田さんとも少しお話できれうれしい。


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生ハム食べた晩にまたブッパで熟成肉。濃ゆい。
肉の上に載ってるのはカフェ・ド・パリ風のハーブバター。ものすごく複雑で良い香り。

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このワインおいしいー。
そしてまた別の日に、、

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久慈ファーム!

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↑テリーヌの置き方逆??
佐々木倫子の漫画「Heaven」で「日本人なら末広がりでしょう」っていうフレーズが
あって思わずその通りにしてしまったのだけど、
確かそのあと「長編のほうが表面が汚いから奥にする」って教えられていた気がする。

ちなみにこれはブッパでお買い上げしておうちで食べた、鹿肉と茸と柿のテリーヌ、、だっけ。

肉まみれの幸せな数日間でした。



荻窪のヴァリノールで、幼馴染家族と早めの忘年会。 スポンサー(親)付きなのでちょっと良いお料理。

 

先ずは山鶉のムースに、削ったフォアグラがonされた一皿。

このお店はお魚料理に力をいれているらしく、その後は青魚、白子、うなぎ、鯛とお魚料理で4皿!



これは青魚にトマトの泡。ミョウガのマリネ。黒いのは茄子のソース。綺麗ねー。



お魚はボリューミーなスペインのシャルドネで。




ちょうど白のボトルが空いたころに鹿がやってきた~。今期初ジビエ!

銀座レカンと、広尾レヴェランスにいらしたというシェフのお料理は、独創的なのに真面目で丁寧。ジャンルは違えど、こういう印象を与える仕事が、したいなぁ。


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セットセッテはアニュの下野シェフとダルマット斉藤シェフが監修、

アニュのシェフだった牛之濱氏がシェフに就任されているお店。


その日の食材がワゴン運ばれて来て、

お客さんと調理法を相談しながらコースを仕立て上げるという、

玄人向けなシステムの上にザギンの一等地で、かなり敷居の高いお店なのです。


なので、こういう、、立食の機会に初めての来訪が出来るのは嬉しいな。


季節のなごり、子持ち鮎と九条ネギのパスタや
アニュでも頂いたしっとりとしたハツのグリルは絶品。 


コースでなくても、カウンターでさくっと頂く感じもアリだそうで、
それを聞いてだいぶ行きやすくなったかも!

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